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先週、PGAツアーのAT&Tペブルビーチ・プロアマで優勝を飾り、トロフィーを掲げていたロリー・マキロイ。しかし火曜日の試合では、10番ホールのバーディパットを逃した瞬間、膝に手をついて頭を振り落とす姿が印象的だった。勢いに乗れないボストンに対し、一方のロサンゼルスはコリン・モリカワが初ホールからダンスを披露し、終盤ではパーで11番ホールを奪取して勝利を決定づけた。最終スコアは6-2。ロサンゼルスが大きくリードし、堂々の2連勝を飾った。
「Hammer」は封印…逃げ切りを狙ったロサンゼルス
ロサンゼルス・ゴルフクラブのモリカワ、ジャスティン・ローズ、トミー・フリートウッドは、チーム戦から個人戦(Singles)に入る段階で5-0と大差をつけた。ボストンが追い上げようとする場面でも、“Hammer”と呼ばれる一発逆転要素を使うタイミングを与えず、ほぼ試合をコントロールしたまま終盤を迎えた。
イングランド出身のフリートウッドは、今回がTGLデビュー。直前の試合で大勝を収めたロサンゼルスのラインナップに加わると、1番ホールで完璧なドライブを放ち、早々にバーディで先制点を奪取。さらに3番ホールでは7フィートのバーディパットを沈め、リードを3-0に広げる活躍を見せた。
フリートウッドは「この環境は本当にエキサイティングだし、素晴らしいチームに合流できてうれしいよ。普通のツアーとは違う形で挑戦できるのがとても面白いね」と笑顔で語った。
ボストンは意地を見せるもあと一歩届かず
ボストンは後半のSinglesでキーガン・ブラッドリーがローズ相手に2ホール連続でポイントを取り、一矢報いた。これはシーズン終盤の順位争いでタイブレークに影響する可能性があるため、チームにとっては少なくない収穫だった。
熱烈なボストン・スポーツファンとしても知られるブラッドリーは、試合前にボストン・レッドソックスやセルティックスのユニフォームを着用して登場するなど、ホームタウンへの愛をアピール。結果こそ6-2での敗戦となったが、地元チームへの思いと個人での勝ち越しを見せてサポーターを沸かせた。
ボストンのアダム・スコットは「このフォーマットだと、勢いがつかないとあっという間に点差を広げられる。今日の試合ではHammerを使うチャンスをことごとく外されてしまったし、そのままリズムを取り戻せなかった」と振り返った。
ロサンゼルスが首位に浮上、次戦は「プレジデンツデー」のトリプルヘッダーへ
この勝利でロサンゼルスは勝ち点を“4”に伸ばし、単独首位に立った。一方のボストンは前回の延長戦(オーバータイム)で奪った勝ち点“1”のまま足踏みとなる。
TGLゴルフリーグ第6戦
TGLは次週お休みとなり、再開は2月17日の「プレジデンツデー・トリプルヘッダー」となる。午後1時(東部時間)からは、ロサンゼルスがアトランタ・ドライブ・ゴルフクラブと対戦。ボストンは夜7時スタートの最終マッチでザ・ベイ・ゴルフクラブを迎え撃つ予定だ。なお、その間の午後4時にはアトランタとザ・ベイの対戦も組まれており、プレジデンツデーは1日に3試合が行われる盛りだくさんのスケジュールとなる。
まとめ
早くTGLで松山英樹プロがプレーをするところが観たいですね!
TGLゴルフリーグ第6戦お楽しみに!