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フロリダ州パームビーチガーデンズにある「SoFi Center」で、TGL presented by SoFiの第2週対戦が行われました。今回は「Atlanta Drive Golf Club(ADGC)」が初登場し、「New York Golf Club(NYGC)」を4-0で下して見事な初陣を飾りました。
■ “Dirty Bird”スタイルで登場したホーシェル
アトランタ出身らしい盛り上げ方を見せたのは、ビリー・ホーシェル。試合前には、NFLアトランタ・ファルコンズのジャージを
身にまとい、ダンス付きでの入場パフォーマンスを披露。チームオーナーとして観戦に訪れていたアーサー・ブランク氏
(ファルコンズのオーナー)も、ホーシェルの熱意に大いに沸いていました。
さらに、ホーシェルは試合終盤になると、自身のトレードマークともいえる“Dirty Bird”チェーンをチームメイトにも授与。
勝利がほぼ確定的になった瞬間、和やかな雰囲気で首飾りをかけ合うシーンは、アリーナの注目を集めました。
■ トーマス&キャントレーが牽引
アトランタ・ドライブの中心には、ジャスティン・トーマスとパトリック・キャントレーが控えます。
チームの“ムードメーカー”を務めるトーマスは、オープニングのホールでややペナルティエリアに近い危うい一打を放ってしまいましたが、その後はすぐに修正。4番ホールでの24フィートのパーパットなど、要所で難しいパットを沈めて流れを作りました。
一方のキャントレーは、メンバーの中で最も落ち着いたプレーを展開。トーマスの60度ウェッジを借りるほど、チームとしての一体感を重視し、短いショットでもミスを最小限に抑えました。こうした堅実さが功を奏し、
試合は12ホール目の時点で勝負が決する形に。残り3ホールはスコア変動のないまま終わり、
結果は4-0の完封でアトランタ・ドライブがデビュー戦を飾っています。
■ NYGCは2連敗、パター不振が響く
開幕週にThe Bay Golf Clubに敗れ、リベンジを狙ったNYGCでしたが、今回も得点を奪えないまま2連敗。
キャメロン・ヤング、マット・フィッツパトリック、リッキー・ファウラーの強力布陣でも、アトランタ・ドライブの勢いを止められませんでした。特にパット面での苦戦が顕著で、試合を通じてNYGCの合計“カップイン距離”は15フィート程度。
一方のアトランタ・ドライブは65フィート以上を記録しており、この差がそのまま勝敗に表れたかたちです。
とはいえ、ヤングのドライバーショットは4番ホール(パー5)で345ヤードという驚異的な飛距離を叩き出し、
会場を沸かせるシーンもありました。NYGCとしては、あと一歩の詰めをどう改善していくかが次戦の課題となりそうです。
■ 試合を彩ったセレブたち
試合当日は、ファルコンズやアトランタ・ドライブのオーナーであるアーサー・M・ブランク氏のほか、NYGCのオーナーであるメッツのスティーブ・コーエン氏、ラッパーのジャ・ルール、NBA優勝経験を持つJ.R.スミスなど、多くの著名人が訪れ、TGLの注目度の高さを再確認させる一日となりました。
■ 次戦の予定

次戦は1月27日(月)ついに松山英樹選手が所属する【ボストン・コモンG】が初戦を迎えます。
相手はタイガー・ウッズ率いる【ジュピター・リンクスGC】との試合となります。