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TGL presented by SoFiの月曜ダブルヘッダー第2試合で、ニューヨーク ゴルフクラブ(NYGC)がボストン コモン ゴルフに10-6で勝利。
これにより、“ボールフロッグス”ことボストンのプレーオフ進出は断たれ、NYGCがソフィカップ スタンディングス(SoFi Cup Standings)の第4シードを獲得した。
目次
ニューヨークは0勝2敗からの巻き返し
今季序盤は不振にあえいだNYGCだが、先月のジュピター戦で10-3と大勝して流れを掴み、最終的にこの日のボストン戦を制してプレーオフ進出に成功。リッキー・ファウラーは「開幕2連敗からどこまで盛り返せるか、という気持ちで臨んだけど、いいタイミングでフォームが整ってきたね。ザンダー(ショウフレ)が復帰してくれたのも大きい」と語る。
ヤンキースのレジェンド、デレク・ジーターも会場に姿を見せ、ファウラーが14番のパー3でピンそばを狙ったスーパーショットには笑顔で拍手を送った。また、肋骨のケガでしばらく離脱していたショウフレは「遠くからチームの戦いを見ていて、自分も役に立ちたいと思っていた。今日はメンバー全員で助け合って勝ち取った勝利だね」と喜びを語った。
勝負を決めた12番のハンマーバーディ
ボストンの“シーズン生き残り”は12番ホール(シングルス形態)のショウフレの11フィートバーディによって断たれた。NYGCがハンマー(倍加権)を行使した状態でこれを沈めると、7-6で逆転リード。数学的にもボストンが追いつくのは不可能となり、NYGCのプレーオフ行きが実質的に確定した。
さらに15番でもショウフレが2ポイントを加算し、NYGCは最終スコア10-6でフィニッシュ。レギュラーシーズンを締めくくり、プレーオフでは第1シードのロサンゼルスと3月17~18日に行われる準決勝で対戦することが決まった。
ボストンは“大逆転の象徴”オルティスからのメッセージも届かず
ボストン側はロリー・マキロイ、キーガン・ブラッドリー、アダム・スコットを擁し、2004年のア・リーグ優勝決定シリーズでヤンキースを相手に0勝3敗から逆転したレッドソックスの英雄、デビッド・オルティスから激励を受けるなど士気を高めていた。しかし、終盤の勝負どころでNYGCの底力に屈し、プレーオフ進出の望みが潰えた。
マキロイは「これはまだTGL元年だけれど、構想段階からここまで実現したことにとても誇りを感じる。結果は残念だけど、参加できて本当に楽しかったよ」と話している。
次戦以降:最終シード争いは決着、火曜の試合でシード順が変わる可能性も
これでプレーオフ進出4チームが出揃い、NYGCは第4シードとしてロサンゼルスと準決勝(3月17~18日)で対戦。ザ・ベイGC(第2シード)とアトランタ ドライブGC(第3シード)も同日、別会場で激突する。