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フロリダ州パームビーチガーデンズのSoFi Centerで行われたTGLリーグ戦の一幕は、観客の声援とスター選手たちの熱気に包まれました。
「Jupiter Links Golf Club(JLGC)」と初参戦の「Boston Common Golf(BCG)」が対戦し、両チームとも一歩も譲らない拮抗した展開に。
最終的には延長戦にもつれ込み、ジュピターが劇的な初勝利を手にしています。
目次
終始互角の攻防
- トリプルス(前半9ホール)を終えた時点で両チーム1-1と完全な互角ムード。
- シングルス(後半6ホール)でも互いに勝ち星を分け合い、最終ホールを終えた時点では3-3の同点。
この結果、試合はTGL独自のClosest-to-the-Pin(ニアピン方式)による延長戦へ。約40ヤードのアプローチを3回ずつ打ち合う形で決着を図ることになりました。ここで、ジュピターのトム・キムとケビン・キズナーがそれぞれ勝利し、チームに初の白星をもたらしています。
大舞台で光った若き才能とベテランの妙技
◇ トム・キム(Jupiter Links GC)
- 今回がTGLデビュー戦ながら、随所で見事なパットと正確なアイアンショットを披露。
- 特にパー3の12番ホールではピンそば2フィートにつけるスーパーショットを見せ、一気にチームを勢いづけました。
- 場内の声援に対してもしっかりアピールする余裕があり、スター性を感じさせる活躍ぶりでした。
◇ タイガー・ウッズ(Jupiter Links GC)
- シングルスでローリー・マキロイ(Boston)と対戦。
- 10番ホールでは“ショットクロック違反”で苦しい展開に追い込まれたものの、13番ホールで逆転の8フィートパットを沈めて流れをキープ。
- 「ここぞ」という場面で決めきる勝負強さはさすがの一言。チームメイトのキズナーやキムと抱き合い、歓喜の瞬間を共有しました。
■ ボストンも奮闘、マキロイ&スコットの見せ場
「BCG」側も初戦ながら実力派ぞろい。ローリー・マキロイは堂々たる入場シーンで会場を沸かせ、アダム・スコットは14番ホールで約31フィートのロングパットを沈めて試合を振り出しに戻すなど、ベテランの底力を発揮。しかし延長戦では惜しくも及ばず、あと一歩のところで白星を逃しました。
■ ジュピター、初戦からの修正点が奏功
JLGCは前回の初戦(対ロサンゼルス・ゴルフクラブ)でペナルティエリアに入れてしまうミスが目立ち、パットの合計距離も伸び悩んでいました。しかし、この日はペナルティゼロを達成し、パットの総合距離も大幅に向上。短期間での修正力が功を奏し、最終的に延長戦を制する原動力となったようです。
■ 今後の対戦スケジュール
Boston Common Golf(ボストン)
2月4日(火)21:00(ET)に「Los Angeles Golf Club(LAGC)」と再び対戦。オーバータイムで得た1ポイントを活かし、
ここで初勝利を狙いたいところ。