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レギュラーシーズンを通じて数々のドラマと大逆転が生まれたTGL。その流れを象徴するかのように、プレーオフ準決勝では2試合連続の番狂わせが起こり、決勝シリーズの舞台が整った。火曜日の準決勝では、シーズン第3シードのアトランタ ドライブ ゴルフクラブが、今季唯一の黒星を喫したザ・ベイ ゴルフクラブを9-3で破り、決勝進出を果たした。アトランタは第4シードのニューヨーク ゴルフクラブと、3本勝負の決勝シリーズで対戦する。第1戦は3月25日(月)午後9時(東部時間)に行われ、第2戦は3月26日(火)午後7時に開催。必要に応じて第3戦は同日午後9時に行われる予定だ。
シーズン唯一の敗戦からのリベンジ
アトランタにとって、ザ・ベイ戦は今シーズン唯一の敗北を喫した因縁の相手。そのリベンジを果たし、堂々のファイナル進出を決めた。
「彼ら(ニューヨーク)は今、調子が良いタイミングで勢いに乗っているね」とジャスティン・トーマスは語る。「でも僕らもチームとしての自信がある。来週が本当に楽しみだよ。」
試合のポイント
アトランタの勝利を決定づけたのは、12番ホール「Craic On」でのパトリック・カントレーのスーパーショットだった。5-2とリードした状態で、ザ・ベイは「ハンマー」を投じ2ポイント勝負に。しかし、カントレーはピンそば1.2メートルにピタリと寄せる見事なショットでバーディを決め、勝利を確定させた。
「今シーズンはどの試合でも良いプレーができていた」とカントレーは語った。「競った試合が多かったけど、重要な場面でショットが決まる。それが今日の勝因だね。来週の決勝に向けてチーム全員がワクワクしているよ。」
アトランタの勢いとザ・ベイの不運
アトランタは熱心なサポーターの応援を受け、試合の流れをしっかりつかんだ。観客席には地元アトランタのスポーツレジェンドである元ブレーブス三塁手のチッパー・ジョーンズや元ファルコンズQBのマイケル・ヴィックらの姿も見られた。
一方のザ・ベイは、ウィンダム・クラークが週末に首の負傷で戦列を離れ、苦しい状況での戦いとなった。クラークはレギュラーシーズン5試合全てに出場し、数々のスタッツでリーグトップの成績を収めていたキープレーヤー。彼の不在は、チームにとって大きな痛手だった。
TGLの共同創設者でもあるローリー・マキロイは、所属するボストン コモン ゴルフクラブがプレーオフ進出を逃したため観客席から観戦。試合後には放送席に登場し「僕もプレーしたかったな。FOMO(取り残された感)が半端ないよ」と笑顔で語った。