ゴこの記事では、ゴルフ初心者向けにドライバー選びのポイントと、おすすめのドライバーモデル3選を紹介しています。初心者がドライバーを選ぶ際には、シャフトの硬さやクラブの重量、ロフト角などが重要な要素となります。特に、寛容性ややさしさに注目することで、安定したショットが打てるドライバーを選ぶことが大切です。
目次
1. 初心者向けドライバーの選び方
ドライバーに限らずゴルフクラブは自分にあったクラブを選ぶのが上達の近道です。
クラブ選びのポイントは3つ!
1-1: ヘッドの体積・形状の確認
ドライバーのヘッドは、ゴルフの性能を大きく左右します。ヘッドの体積は、規定で460ccまで許されていますが、一般的には445ccから460ccの間のものが多く使われています。大きなヘッドはミスショットに強く、安定した飛距離を出しやすいですが、小さめのヘッドは操作性に優れ、よりテクニカルなショットが可能です。形状にも注目しましょう。ヘッドの形状は、角型、円型、楕円型など様々です。角型はスイートスポットが広く、初心者にも扱いやすいですが、円型や楕円型はより熟練したゴルファー向けに作られていることが多いです。また、ヘッドのデザインによっても重心位置が変わり、打ち出し角やスピン量に影響を与えます。
1-2: シャフトの硬さの確認!
シャフトはドライバーの「エンジン」のようなもので、適切な硬さと長さを選ぶことが非常に重要です。シャフトの硬さは、フレックスとして表され、L、A、R、S、Xの順に硬くなります。自分のスイングスピードに合ったフレックスを選ぶことで、より良い結果を得られます。
X(extra)の略 | ヘッドスピード46~50m/s以上が目安 |
S(stiff)の略 | ヘッドスピード42~50m/s以下が目安 |
SR(stiff regular)の略 | ヘッドスピード40~43m/sが目安 |
R(regular)の略 | ヘッドスピード38~40m/sが目安 |
A(average)の略 | ヘッドスピード32~36m/sが目安 レディース向け |
L(lidies)の略 | ヘッドスピード28~34m/sが目安 レディース向け |
1-3: ロフト角を確認
ロフト角は、ボールが打ち出される角度を決める重要な要素です。ロフト角が大きいほどボールは高く上がり、小さいほど低くい弾道で飛びます。一般的なドライバーのロフト角は8°から12°の範囲です。
スイングスピードが速いゴルファーはロフト角が小さいドライバーを、スイングスピードが遅いゴルファーはロフト角が大きいドライバーを選ぶと良いでしょう。
2.初心者に優しいドライバーの選び方
初心者向けドライバーの選び方は、やさしさと安定性を重視します。以下のポイントを参考にして、自分に合ったドライバーを見つけましょう。
2-1: やさしさ(Forgiveness):
ゴルフにおける「やさしさ(Forgiveness)」とは、クラブがミスショットに対して寛容である特性を指します。具体的には、スイングや打点が多少ずれても、ボールが大きく曲がったり、飛距離が極端に落ちたりしないように設計されたクラブの性能です。
やさしさ(Forgiveness)の高いクラブには、次のような特徴があります:
- 慣性モーメント(MOI)の高さ: ヘッドの慣性モーメントが大きいクラブは、スイートスポット(理想的な打点)を外したショットでも、クラブが安定して、ボールがまっすぐ飛びやすくなります。これにより、ミスショットによるスライスやフックが軽減されます。
- 大型のヘッド: ヘッドが大きいと、スイートスポットも広がり、打点のミスに対して寛容になります。これにより、安定した飛距離を維持しやすくなります。
- 低重心設計: ヘッドの重心が低いクラブは、ボールが高く打ち出されやすく、ミスヒットでも飛距離を損なうことが少なくなります。
- 適度なロフト角: ロフト角が大きめのドライバーは、打ち上げやすくなるため、スピン量が適度にかかり、飛距離と安定性が向上します。
このようなやさしさ(Forgiveness)のあるクラブは、初心者やスイングが安定していないゴルファーにとって、プレーのミスを最小限に抑え、より快適にラウンドを楽しめる大きな助けになります。ミスヒットしてもボールが大きく曲がらず、安定したショットが打てる設計のものを選びましょう。
2-2: 重量バランス:
軽量かつバランスの取れたクラブは、振りやすく、体力に自信がない方、力の弱い方にも最適です。
2-3: ロフト角の調整機能:
弾道を自分好みに調整できるモデルも増えており、初心者でも簡単に扱える設計になっています。
ドライバーのおすすめ3選
1-1 DUNLOP XXIO13
XXIO13は、ダンロップスポーツから発売されているゼクシオシリーズの最新モデルです。 XXIO13 ドライバーは、快適なプレイと圧倒的な飛距離を実現するための数々の先進技術が組み込まれているドライバーです。
- メーカー
- DUNLOP
- 価格 (メーカー)
- 92,400円
- 長さ (インチ)
- 45.5
- 重量 (g)
- 281
- ロフト角 (°)
- 9.5/10.5/11.5
- フレックス
- R2/R/SR/S
1-2 TaylorMade Qi10MAX
極限までやさしいドライバーを探求するために生まれたQi10シリーズ。カーボンウッドだからこそ実現できた新しいヘッド構造により、 さらに慣性モーメントを向上。飛距離と寛容性をバランスよく兼ね備えた、高弾道でまっすぐ飛ぶ「Qi10」
- メーカー
- TaylorMade
- 価格 (メーカー)
- 86,130円
- 長さ (インチ)
- 45.25
- 重量 (g)
- 310
- ロフト角 (°)
- 9/10.5/12
- フレックス
- R/SR/S
1-3 PING G430 MAX 10K
人気のG430から新モデル「MAX 10K」誕生。その名はカーボンフライ・ラップ・テクノロジーと固定式高比重ウェイトによって実現した 「慣性モーメント1万(10K)超え」を表す。つまり「マン振り」してもブレない「10K飛(マントビ)」が可能に。思いきり飛ばして、目指せドラコン!
- メーカー
- PING
- 価格 (メーカー)
- 93,500円
- 長さ (インチ)
- 45.25
- 重量 (g)
- 302
- ロフト角 (°)
- 9/10.5/12
- フレックス
- R/SR/S
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まとめ
記事監修者紹介
撮影協力店舗:honobo Golf