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ハンディキャップ(ハンデ)とは、ゴルファーの実力を示す数値で、ゴルフ場の難易度やスコアと合わせてプレーの公平性を保つための仕組みです。
公式競技だけでなく、プライベートコンペやクラブ競技でも重要な役割を果たしています。
目次
1. ハンディキャップの基本用語と目的

2. JGA(日本ゴルフ協会)方式の計算方法
▼ STEP1:スコアディファレンシャルを計算

- AGS(アジャステッド・グロス・スコア):調整後の総スコア
- CR(コースレート):そのゴルフ場の標準スコア
- SR(スロープレート):そのコースの難易度(標準113)
▼ STEP2:過去のスコアから平均を出す
- 過去20回のスコアのうち、ベスト8件の平均を使用
- 小数第1位で四捨五入して「ハンディキャップ・インデックス」を算出
3. 【JGA方式】計算例(18ホール)
▼ ケース例:
- アジャステッドスコア(AGS):92
- コースレート(CR):72.0
- スロープレート(SR):120

この「18.83」が1ラウンドのスコアディファレンシャルです。
これを8回分集計し、平均して四捨五入するとハンディキャップが出ます。
4. 【ペリア方式】初心者向け簡単算出法
▼ 特徴:
- プライベートラウンドや初心者コンペに多く使われる
- 当日スコアから即席でハンディキャップを出せる方式
▼ 計算式:

※ハンデ上限は36(設定によって異なる場合あり)
▼ ペリア方式の計算例
- 隠しホール(12ホール)のスコア合計:60
- パー合計:48

→ ハンディキャップ:33.6(四捨五入して34)
5. ハンディキャップを取得する方法
▼ 公式に登録するには
- ゴルフ倶楽部やJGA加盟団体に登録
- 5~20回のスコアカードを提出
- JGAが計算・認定したインデックスが発行
- 公式競技・コンペに参加可能
6. よくある質問(初心者向けQ&A)
Q. 初心者でもハンディキャップは必要?
A. コンペに出るなら必要ですが、まずはペリア方式で楽しみながら自分の実力を知るのがおすすめ。
Q. 何回ラウンドすれば正式ハンディが出るの?
A. JGA方式では最低5回の提出が必要です。
Q. なぜスコアではなくハンディで比較するの?
A. 単純なスコア比較では、実力差が大きく勝敗が偏るからです。ハンディがあることで全員が楽しめる競技性が保たれます。
まとめ
ハンディキャップは、ただの数値ではなくゴルファーの成長記録です。
初心者はまずペリア方式で楽しみながら参加し、上達してきたらJGA方式で正式なハンディ取得を目指しましょう。
ハンディの理解は、ルール・マナー・競技の幅を広げ、ゴルフをもっと楽しくしてくれます!