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プレジデンツデー特別編成のトリプルヘッダー初戦は、祝祭ムードの中アトランタ・ドライブGC(以下アトランタ)がロサンゼルス・ゴルフクラブ(以下LA)を相手に6-5で逆転勝利を収め、ファンの熱気が最高潮となった。これによりアトランタはシーズン開幕から2連勝となり、ソーファイ・カップのランキングで暫定2位に浮上。LAはオーバータイム敗戦ながら1ポイントを獲得し、依然トップを走っています。
後半の猛追とオーバータイム突入
試合前半はLAが5-2とリードしていたものの、終盤でアトランタが息を吹き返した。中でも15番パー5「クイックドロー」でのジャスティン・トーマスの連続チップショットは大きな見せ場だった。3打目をダフった直後に、続く4打目をチップインで沈め、サヒス・シーガラとのマッチを奪取。試合をオーバータイムへと導く原動力となった。
「絶対に負けたくなかったし、自分のミスでチームに迷惑をかけたくなかった」とトーマスは振り返った。
ハンマーを使いこなすアトランタ
今回から導入された新ルールにより、各チームは“ハンマー”を3回まで使用できる。指定のタイミングで投じられたハンマーは相手に拒否権がなく、ポイントの大きな駆け引き要素となった。アトランタはここぞという場面でこのハンマーを巧みに使い、13番ホールでビリー・ホーシェルがジャスティン・ローズにバーディ勝ち。2ポイントをもぎ取り、LAに迫る展開を作り出した。
会場にはアトランタ・ファルコンズのオーナーであるアーサー・ブランク氏が現れ、元クォーターバックのマット・ライアン氏も応援に駆けつけた。ライアン氏は「ハンマーを積極的に受けて勝負に出る姿勢がいいね」とチームを称賛。結果として、この戦略が終盤の大逆転を呼び込む形となった。
白熱の最終盤
14番パー3ではパトリック・キャントレー(アトランタ)がピンそばにつけるスーパーショットを放ちバーディを奪う寸前だったが、トミー・フリートウッド(LA)が下りの17フィートを沈めるドラマチックな展開に。LAの共同オーナーであるテニス界のレジェンド、セリーナ・ウィリアムズも思わず立ち上がって喜ぶ場面が見られた。
それでも勢いに乗るアトランタが最終的に5-5で追いつき、試合はオーバータイムへ。最後はアトランタが主導権を握り、競り勝って貴重な勝点を手にした。
今後のスケジュール
この日はアトランタがダブルヘッダーを戦う日程となっており、午後にはザ・ベイ・ゴルフクラブとの対戦を控えている。