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TGLゴルフリーグ第7戦 ザ・ベイが最終ホールで競り勝ち、アトランタに初黒星をつける

※本ページはプロモーションが含まれています

プレジデンツデーに行われたトリプルヘッダー第2試合で、ザ・ベイ・ゴルフクラブ(以下ザ・ベイ)が最終ホールまでもつれた大接戦を制し、アトランタ・ドライブGC(以下アトランタ)にシーズン初の敗戦を与えた。試合は6-5という僅差で決着し、ザ・ベイはこれで開幕から2連勝となった。

目次

  1. 勝負を分けた「ハンマー」の駆け引き
  2. ミン・ウー・リーの華々しいデビュー
  3. アーベルグ、疲労を感じさせないプレー
  4. 対するアトランタの粘りとトーマスの闘志
  5. 今後の日程
  6. まとめ

引用:TGL公式YouTube

勝負を分けた「ハンマー」の駆け引き

最終ホールに至るまで両チームは拮抗していたが、勝負を大きく動かしたのはザ・ベイの“ハンマー”要請だった。
シングルスで優位に立っていたウィンダム・クラーク(ザ・ベイ)が「ハンマー」を使うと、
アトランタ側はこれを受けずにハンマーポイントを放棄。ザ・ベイが1ポイントを獲得し、そのまま逃げ切る形になった。

ミン・ウー・リーの華々しいデビュー

ザ・ベイに今季から加入したミン・ウー・リー(オーストラリア)は、さっそく存在感を見せつけた。
4番ホールでは、チームメイトのクラークが急遽走って取りに行った正しいクラブを受け取り、
見事にチップインイーグルを成功。スタジオのファンから大歓声が上がり、チームに貴重な3ポイント目をもたらした。
さらに9番ホールでは、TGL史上最速となる191mphのボールスピードを記録。
まさに豪腕ぶりを披露し、チームの勢いを後押しした。

アーベルグ、疲労を感じさせないプレー

ルドビグ・アーベルグ(スウェーデン)は、前日にPGAツアーでキャリア最大の勝利を挙げたばかり。
クロスカントリー移動で寝不足の状態にもかかわらず、今回のTGLマッチでも集中力を維持し、要所でのバーディを重ねた。
試合前には「試合感が冷める前にまた戦えるのはむしろいい」とコメント。
タイトなスケジュールをものともせず、好調をキープしている様子だった。

対するアトランタの粘りとトーマスの闘志

アトランタは同日の第1試合で、ロサンゼルス・ゴルフクラブとの激戦をオーバータイムの末に制した直後のマッチとなり、
やや疲労の色が見えた。しかしジャスティン・トーマスをはじめとする実力者たちは随所で勝負を仕掛け、
“ハンマー”を活用してリードを奪い返す場面も。12番ホールではトーマスが大事なパットを沈めて勝敗を5-5の振り出しに戻し、
最後まで勝負を盛り上げた。試合後、トーマスはアーベルグに「やっと何か勝ち取れたな」と冗談交じりに声をかけるなど、終始リラックスした雰囲気も見せたが、連戦の疲れもあり最後の踏ん張りには一歩及ばなかった。

今後の日程

この勝利でザ・ベイはシーズン成績を2勝0敗とし、勝ち点4でアトランタと並んで暫定2位に浮上。ザ・ベイはこの後トリプルヘッダー最終試合として、ボストン・コモン・ゴルフとの対戦を控えている。一方、シーズン初黒星となったアトランタ(2勝1敗)は、2月24日(月)午後9時(東部標準時)に再びボストンと戦い、巻き返しを図る構えだ。

第8戦の日程

まとめ

試合ごとにドラマが生まれるTGLは、選手の個性とチーム戦略が入り混じる新しいゴルフエンターテインメントとして注目を集めている。
公式サイトの情報によると、今後も白熱した試合が続く見込みで、シーズンの展開から目が離せない。